Asana、CodexでEnzymeからReact Testing Libraryへの移行を約2週間で完了

2026.08.20 エコシステム OpenAI

Asanaは、フロントエンドテストをEnzymeからReact Testing Library(RTL)へ移行する作業を、OpenAIのCodexを使って約2週間で完了したと明らかにした。従来のペースでは完了まで約5年かかる見込みだったが、Enzymeをコードベースから取り除くところまで到達した。

Asanaの説明では、Codexに高い推論設定のモデルを使い、最大4体のエージェントをディレクトリごとに並列実行した。作業の指示は5文の /goal で、朝夕に進捗とプルリクエストを確認し、テストや型チェック、CIで結果を検証した。エンジニアの作業時間は約1週間半、モデル利用料は約11,000ドル、インフラ費用は約1,000ドルだったという。

この事例で移行を支えたのは、Codexの並列実行だけではない。コードベースに既存の実例や規約があり、完了条件が「Enzymeをなくす」と明確で、テストとCIによる短いフィードバックループが機能していた。Asanaは、エージェントに任せる仕事の成否が、リポジトリの知識と検証環境の整備にも左右されることを示している。